志望理由聞く面接官こそ働く意味を答えられるか 就活で面接する先輩社員も仕事で悩んでいる
自分の仕事人生が10年前よりも楽になっていない。しかも、自分の仕事が世の中にどう役立っているのか、世の中の何を前進させたのか自信を持って説明できない。
もしそういう状態なら、自分自身が変わらず「同じところ」にいる感覚になってしまってもいたし方ありません。
頑張っても満足感が得られない訳
なぜぼくらは、頑張っても頑張っても達成感も満足感も得られないのか、その背景を分析し、ここから抜け出す方法を考えなければいけない時期に来ています。
働き方改革でよく叫ばれているのが「生産性」ですね。日本の会社員の生産性は諸外国と比べてかなり低い、だから生産性を上げろ、という話です。これだけ聞くともっともらしいですし、ぼくもサラリーマンとして企業勤めをしていた経験が9年弱ありますので、「日本人の生産性が高くない」ということも実感として持っています。
だから生産性を上げることが緊急課題と見られているわけですが、ふと考えてみると何を生産したらいいのかわかりません。自分の仕事の中で、何をしたら生産性を上げたことになるのか、明確に答えられないのです。
工場の生産ラインは、わりと考えやすいです。同じ時間でより多くの商品を作ることができたら工場の生産性が上がったことになります。また、これまでと同じだけの量をより低コストで生産できるようになっても生産性を上げたことになるでしょう。
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