永遠に仕事できない「応用力がない人」共通4大NG 「私、教わってないので」って…学歴より重要!

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ひとつめが「『教えてもらったこと』しか行動しない」ということです。

「問題意識」がないと、自分の「引き出し」も増えない

【NG 1】「教えてもらったこと」しか行動しない

最近、若い世代の仕事の仕方について、こんな話をよく耳にします。

若手から仕事について「すみません、この場合はどうやるんですか?」と聞かれるので教えると、また別の機会に「この場合は、どうするんですか?」と質問される。「少しは自分で考えるように」と促すと、「教わっていないので」と返してくる

「仕事自律」を目指すには「応用力」が不可欠です。

その「応用力」につながる学びとはどのようなものかといえば、「普遍性の高い学び」です。つまり、「仕事の背景や意味」を掘り下げ、「目的」を明確にとらえることで得られる学びです。

ところが、若い世代の中には、この「普遍性の高い学び」への関心が薄く、「教えてもらったことしか行動しない人」も少なくありません

そのため、仕事の「個別性」が高まっているにもかかわらず、対応する社員の「応用力」がついていっていないのです。

【NG 2】物事に対しての「問題意識」が乏しい

たとえば、人事組織やマネジメントに関わる仕事をしてきた方々は、

「日本企業はなぜ年功序列の『メンバーシップ型』になり、欧米の企業はなぜ『ジョブ型』になったのか」
「そもそも、人はなぜ勤勉に働くのか。資本主義やテクノロジーの発達は、人と人との関係をどのように変えてきて、これから先はどうなるのか」


 というような疑問を抱いたことはないでしょうか。

世の中にはこうした「本質的課題」が数多くあり、それぞれについて「答え」を出すのはそう容易ではありません

大切なのは、「答え」を見つけることよりも、「問題意識」を持って自問自答を続けることです。

「問題意識」を継続させながら、主体的に学んでいくと、自分の中に「引き出し」の数が増えていきます。

それらがある時、「異質なもの同士」が結びつき、「普遍的な意味合い」がひらめくような「応用力」につながっていくのです。

しかし、「問題意識」が乏しいと自問自答も少なく、自分にプラスになる新しい「引き出し」もなかなか増えません。「問題意識」が乏しいと、「応用力」も乏しいままなのです。

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