学び直しの切り札「無料講座」を使い倒すノウハウ 大学と同等の講義や双方向の授業など内容も多彩

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標準的な構成の講座では、1単元60〜90分の動画を視聴して小テストを受ける。3〜8単元受講後、講座の修了要件を満たせば修了証が発行される。一部の講座は学習歴を明示できるオープンバッジ(デジタル証明・認証)にも対応している。

日本のMOOCポータルサイト。複数の配信プラットフォームで公開されている、大学や企業などが提供する本格的なオンライン講座を探すことができる(https://www.jmooc.jp/)

各講義の動画は5〜10分に分割されており、隙間時間でも視聴しやすい。「細切れの時間でも、どこででも学べる。理解するまで何度も繰り返し見ることもできる。完全にマイペースで学べるのがオンライン学習のメリットだ」(JMOOC理事長・白井克彦氏)。

講座によっては課題の提出期限が設けられており、その期限までに提出できなければ修了証が発行されないので注意が必要。また、閉講されると動画の視聴自体ができなくなる。新しい講座は不定期に公開されるので、随時JMOOCのサイトをチェックしよう。

日本最大のMOOCプラットフォーム

gacco(ガッコ)は日本最大のMOOCプラットフォーム。JMOOCに参画し、大学などと制作した講座を公開する。それ以外にも、グーグルが提供するデジタルスキルトレーニングなど、さまざまなMOOC講座をgaccoプラットフォームで配信している。基本的に受講は無料だが、さらに学びたい人向けに有料講座もある。随時新講座が始まるので、開講情報に目を通しておきたい。

NTTドコモグループのドコモgaccoが運営するMOOCプラットフォーム。上記JMOOCから受講できるもの以外にも、教養からビジネススキルまで、幅広い講義を開講する(https://gacco.org/)
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