学び直しの切り札「無料講座」を使い倒すノウハウ 大学と同等の講義や双方向の授業など内容も多彩

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コストをかけずに独学で学び直しをする方法がある(デザイン:池田 梢)
リスキリングやリカレントなどの学び直しが注目されている。政府は、個人のリスクリングで5年間で5兆円の支援を行うと表明。支援策を充実させる企業も増えている。10月17日発売の週刊東洋経済10月22日号では「学び直し全ガイド」を特集。40~50代を中心にした学び直しのすべてを解説している。

大学の授業相当の動画講義

学び直しを始めたいが、何をすればいいかわからない。せっかく学ぶなら、さまざまなジャンルに触れてから選びたい。そんな人は、無料で受講できるオンライン学習から始めてみてはどうだろう。パソコンやスマートフォンを活用すれば、大学レベルの講義や仕事に役立つ実践的な知識を、費用をかけずに学ぶことができる。

週刊東洋経済 2022年10/22号[雑誌](50代からの稼ぎが変わる学び直し全ガイド)
『週刊東洋経済 2022年10/22号[雑誌](50代からの稼ぎが変わる学び直し全ガイド)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

大学の授業相当の本格的な動画講義を受講できるのがJMOOC(ジェイムーク)。2014年から日本でMOOC(大規模公開オンライン講座)の提供を開始し、学習者数は延べ150万人を超える。

JMOOCのサイトは複数のMOOC配信プラットフォームのポータルサイトとなっており、プラットフォームを横断して講座を探すことができる。受講はすべて無料(一部有料オプションあり)。アカウントを登録すれば誰でもオンライン学習を始められる。

JMOOC企画講座の「AI活用人材育成講座」をはじめ、IT関連の講座が充実。ほかにも大学や企業、各種団体が提供する、理工系の基礎科目、人文系の教養講座、語学、海外の大学の動画に字幕を付けたものなどが公開されており、学べるジャンルは多岐にわたる。

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