仕事がデキる「人たらし」会社員が使う3つの技術 男社会に混じれず苦戦する女性たちに伝えたい
もし迷惑だと感じているなら嘘をつく必要はありませんが、「タイミングが合えば行きたかった(やりたかった)んだけどなぁ。せっかく誘ってもらったのに申し訳ない」という意味で「すみません」を使っているなら、明日からでもぜひ悔しい気持ちのほうを最前面に切り替えてみましょう。
もうひとつ。「悔しい」という気持ちをぜひ表現したいのが、交渉のとき。自分が正しいと信じることを、論理立てて説明することは大切です。でも、自分の提案を受け入れてほしいあまりに、相手の意見を全否定して、メンツをつぶしてはいけません。
逆に「なるほど!さすが!」とばかり言っていると軽く扱われます。経験値の高い方なら、相手が上っ面でものを言っているかどうかなんてすぐに見分けますし、見えすいたお世辞は不快以外の何ものでもありません。
目をかけたくなるのは「伸びしろのある人」
社内でも社外でも、目をかけたくなるのは一瞬気分をよくしてくれる人よりも伸びしろがある人。そのポテンシャルを感じさせる言葉ナンバーワンが「悔しい!」です。
どんな人の考えにも必ず穴はあるし、違う角度から見れば何か指摘したくなる部分が出てくる。だからいったん受け入れて、そしてひと言「なるほど。それは思いつかなかった。悔しいなぁ!」と付け加えてみてください。
脈々と培われた男社会のルールを「無駄が多い」「社内政治なんてばかばかしい」と切り捨てることは簡単。時間を節約して効率よく運用したいのは当然だと思います。でも心配りだけは、節約しないで無駄遣いくらいがちょうどいい。それは、女性役員が半数になっても変わらないはずです。
自分の考えがいかに正しいかを伝えるよりも、どんな人にも「あなたは大切な人です」と言葉と行動で伝えること。そう伝えてくれるあなたは、その人にとって心を許せる大切な人になっていきます。そして、あなたの身のまわりに、あなたにとって大切でない人などひとりもいないということを忘れてはいけません。
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