仕事がデキる「人たらし」会社員が使う3つの技術 男社会に混じれず苦戦する女性たちに伝えたい
最近は「身内以外はお断り」「お気遣い不要」の結婚式やお葬式が増えました。出産祝いも、自宅の住所を聞かなければならないから、個人情報云々を考えるとためらわれます。それにもかかわらず「人たらしの術」の使い手は軽々と結界を破る。
もちろんお祝い(お悔やみ)の品や電報を受け取る側の「迷惑度合い」を考慮に入れたうえです。ルールとかマナーは、それ自体が何のために存在するのか、その真意さえ理解していれば、逸脱してもかまわない場合があります。
結婚式を身内だけで行う理由はさまざまあるでしょうが、その場で一緒に祝わなくてもお花が届けば気持ちが伝わります。お葬式は故人を偲ぶためのものですが、弔電はやはり親戚一同の心をなごませてくれるものです。
また、出産のときに個人名で自宅の住所からお祝いをいただけば、グッと近しい気持ちが増します。冠婚葬祭はどんな人にとっても大切な節目。相手の状況や心の内を汲める人は、やっぱり仕事ができる。お酒が飲めなくたってゴルフができなくたって、ここぞというときに気持ちを表すことは重要です。
断るとき・交渉のときの「悔し刈り」という技術
もうひとつ。若かりしころに身につけておきたかったと思うのが断るとき・交渉のときの「悔し刈り」。
悔しいという気持ちは、スポーツ選手でもない限りあまり表現する機会はないかもしれません。人をうらやむときにも使うから、ネガティブなとらえ方をする人もいるでしょう。でも、この「悔しい」という気持ちがそう表現する本人自身に向けられている場合、人の気持ちをギュッとつかんで、大外刈りのごとく「一本」取ることができます。
たとえば食事でも仕事でも、何らかのお誘いを断るとき、ほとんどの人が「すみません」とおっしゃいますが、これをぜひ「行きたかった(やりたかった)のにチャンスを逃して悔しい」という意味の「残念です!」に変えてみてください。
誘った側にしてみれば、「その日予定があって、すみません」と言われると、なんだか誘ってしまって悪かったかな、という気持ちがよぎるもの。でも「残念です」と言われれば、「また声をかけてみよう」と思えます。
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