
高校まで「得意なこと」なんて1つもなかった
「なんで西岡さんは、偏差値35だったのに、東大を目指したんですか?」
「2回東大に落ちて、2浪までして、どうしてそこまでして東大に合格したいと考えたんですか?」
ということを、僕はよく聞かれます。
僕は、小学校・中学校・高校と、ずっといじめられっ子でした。小学校のときのあだ名は「チェブ(チビでデブだから)」で、中学校に入っても「焼きそばパン買ってこいよ」みたいなことを言われたりする、いわゆる「いじられキャラ」でした。
高校生になっても「いじり」の延長で病院に運ばれて何針か縫ったりして、いい思い出はほとんどありません。
成績はずっとビリ。それも、勉強していなかったからというわけではなく、授業には出ているし真面目に先生の話は聞いているし、机に向かってはいるし宿題とかは出すけれど、成績が悪い、というパターンの生徒でした。
こんなことがありました。中学2年生の時の三者面談で、当時の担任の先生に「なんでこんなに成績が悪いんだ! 勉強してないんだろう」と怒られたのです。
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