大村:藤田はね、いい意味でバカと言うか、計算がないんですよ。ルックスの部分だけで見ても、すごい勢いで老けてるんですよ。秋の紅葉の白髪バージョンみたいに(笑)、どんどん白くなってます。
そして、人前にこんな出る仕事をしているのに、そこを隠さない。そのままであっけらかんと暮らしてるんです。それを見ていると、コイツ、愛くるしいなぁと思うんですよね。表に出る人間としては失格なのかもしれませんけど、本当に面白いヤツだなぁと。
そんなヤツが僕らのYouTubeチャンネルでこれでもかとイタズラを仕掛けられている。その構図が年々面白くなっているとも思いますしね。
これは完全にプライベートな話ですけど、月一回のペースくらいですかね。地元の友だちと20人くらいでゴルフに行ってるんです。そこでは僕らが芸人だとか一切関係なく、普通に同級生として集まりに参加している。そんな時間を持てること、そこで楽しいと思えること。若い頃はいろいろな思いもありましたけど、今となっては本当に貴重な時間だなと思うようになりましたね。
白髪に関してモノ申す
藤田:……あのですね、一つだけいいですか。一応、白髪に関しては考えがありまして。近藤サトさんの記事を見たら“抗わない美学”ということをおっしゃっていて、すごい言葉だなと思ったんです。なので、今の僕は近藤サトさんの言葉に支配されているんです。
大村:支配下から出ろよ。あれは近藤サトさんだから抗わなくていいんだよ。お前は抗ってよ。
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