73歳チャールズ英国王が抱える「一番の問題」 本人のイメージは回復も、家族の問題が山積

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チャールズ国王が、その広範な慈善活動を続けるかどうかは明らかではない。彼はプリンス・トラストのほか、400以上の慈善団体の後援者、または理事長を務めている。しかし、彼の慈善活動には問題がないわけではない。

ある慈善団体のCEOであるマイケル・フォーセット氏は、サウジアラビアの億万長者に爵位を与える約束をしたことで告発され、辞任。このスキャンダルによって、周囲の人間に対する判断力の欠如というチャールズ国王の最大の弱点が露呈したとも言える。

最大の課題は「家族との関係」

チャールズ国王にとって、個人的な最大の課題は、息子との溝を埋めることかもしれない。ハリー王子はアメリカのテレビ番組で父親がしばらくの間、自分の電話に出なくなったと語った。ハリー王子は「傷ついたことがたくさんある」と言った。和解の兆しはほとんどなく、バッキンガム宮殿に近い人々は、ハリー王子が執筆中の回顧録で、家族の亀裂をさらに広げるのではないかと懸念している。

チャールズ国王は、弟のアンドルー王子とエプスタインの関係から生じた法的問題にも対処しなければならない。自分の弟がBBCのインタビューでひどい対応をし、潔白を証明しようとしたことを受け、チャールズ国王は王室の義務からアンドルー王子を除外するよう迅速に動いた。

王室ウォッチャーが述べたところによると、これは母親が亡くなる前でさえ、チャールズ3世が家族のリーダー、そして次期王としての役割を果たしていることを反映している。王室伝記作家であるペニー・ジュナー氏は、「チャールズは近年、能力が高まっている」「より自信に満ちたキャラクターのようで、自分らしく幸せに見える」と語っている。

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