薬の裏側を知らないあなたが損していること もっと「安く」「正しく」効く処方箋

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その差は1回あたり70円ほど。料金を一律にしてしまうと、病院近くだけに調剤薬局が集中してしまう。近くに病院がない場所にも調剤薬局を開業するメリットを設けることで、患者の利便性を高めるとともに調剤薬局の売り上げが偏らないようにもしている。

また、平日夜7時以降、土曜の午後1時以降は割高になることも、あまり認知されていない。「夜間休日等加算」という手数料が120円上乗せされることは覚えておきたい。

正しい服用方法は?

薬を本当に正しく飲めていない人も多い。たとえば、処方された薬をすべて飲みきる前に「治った」と思って、飲むのをやめてしまった場合、この行動が原因で、病気が再発してしまうケースがある。

特に強い病気などで処方される「抗生物質」は飲みきらなければならない。抗生物質は、体内の菌に対抗する為の薬だが、菌は死滅したと思っても数日で復活・成長する。完全に倒しきらなければ、成長してさらに強力になった菌が暴れだす場合がある。

また、「薬をお茶やジュースで飲まない方がいい」という話を聞いたことはないだろうか。薬には“飲み合わせ”といって相性が悪い飲み物がある。

服用にはぬるま湯がおすすめ(写真:dorry / Imasia)

たとえば便秘薬など腸で溶ける薬は、牛乳との飲み合わせが良くない。牛乳が、薬のコーティングを溶かしてしまい、腸まで届かず胃で分解されてしまい、効果が薄れる場合があるからだ。

もっとも良い飲み方は、体温に近いぬるま湯で飲む事。36度前後の体温に近いぬるま湯で薬を飲めば、胃の活動が自然に行われ、薬の分解・吸収がスムーズになる。

逆に、冷たい水で薬を飲んでしまうと胃腸の温度が下がってしまい、薬の分解・吸収が落ちてしまう場合がある。

次ページ中身のおよそ9割は効果なし!?
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