薬の裏側を知らないあなたが損していること

もっと「安く」「正しく」効く処方箋

間違った方法で服用していませんか?(写真:*hanabiyori*/ Imasia)

病気やケガの治療に欠かせないさまざまな医薬品。そのスペシャリストが「薬剤師」だ。世界有数の長寿大国として超高齢化が進み、医療の重要性が高まる日本では、薬剤師のはたす役割は大きい。

2月21日(土)夜7時からTBSテレビで放送の「ジョブチューン・アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」に出演する薬剤師の井手口直子さんは、帝京平成大学薬学部教授や日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会の常任理事などを務め、薬剤師の育成や能力向上に取り組んでいる。そんな井手口さんが語った、薬のさまざまな裏側をお伝えしよう。

正しい薬を正しく患者に提供する

「薬剤師は、医者の処方箋にしたがって薬を出しているだけ」という印象があるかもしれないが、どんなに効果のある薬でも正しく服用しなければ意味がない。そのために今の薬剤師に求められるのが、患者とのコミュニケーション。患者の病歴やアレルギー歴、心理状態などを聞き出し、適切な服薬を助言することが、ますます重要になっている。

その薬剤師が働く調剤薬局。あなたは病院でもらった処方箋を、特に考えなく持ち込んでいないだろうか。実は調剤薬局によって、薬の価格が2種類に分かれていることはあまり知られていない。病院に近く混雑している調剤薬局のほうが安く、逆に病院から離れて空いている薬局は高いのだ。

次ページ薬局、立地による価格差はどれくらい?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • おとなたちには、わからない
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT