嫌な思いをした日にメンタルを守る「7つのコツ」 元幹部自衛官・ぱやぱやくんが語る
自分の心を守るためにできること
前編記事では、心を壊してしまう人や環境について取り上げた。では、どのような思考や行動があれば、心身を壊さずに苦しい状況を乗り越えられるのだろうか。
「体調が悪いけど無理して会社に行く」「上司に理不尽なことを言われながら長時間働く」。ついそうしてやせ我慢しがちだ。
しかし、賢さを基準に考えるとどうか。
会社を休むことで心身ともに元気になるなら休む。または出勤してもさっさと帰る。信用できる第三者に相談したり、長時間働くことで効率が上がるのか考える。判断に迷ったときは、“生存確率が高いほう”を選ぶ。これが得策だ。
理不尽な発言に過剰な嫉妬。攻撃を避けるためには、植物も毒を出して身を守るように、「こいつに手を出したら面倒くさいぞ」と思わせるのが勝ち。
つらさに耐えても強くはならない。むしろ、つらいことがありすぎると性格がゆがむ。激務の部署で上司にいじめられまくっている人が、「成長できた」と思えるかといったら答えはノー。


















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