私の場合、初めての出版のお話もそうでしたし、昨年は、著作が6カ国語に翻訳されて世界各国で出版されましたけど、それも同じ。あちらから舞い込んできた話に乗って、そこでやれることをやった結果、花開いたものなんですよね」
終身雇用も生涯の伴侶も必要ない時代に
そんな千載一遇のチャンスが舞い込んでくるには、どんな準備をしておけばいいのか。
「勘違いされている方もいらっしゃるようですが、願望は強く願ったからといって叶うものではありません。うまくいかないことにはいつまでも執着せず、うまくいくことを追いかけていく。そのくらいの割り切りと軽やかさがあったほうが、運に味方されやすいですね。もちろん、成功にも近づきます。
それから、最も必要なのは、直感力と軽やかな行動力です。『これ!』という直感が動いたとき、すぐ行動できる人は強いですよね。行動すれば失敗することもあります。でも、失敗したとしてもそれは目先のこと。自分の感覚を信じて動いた分だけ、俯瞰してみたら大きなゴールには近づいているんですよ」
もう1つ、Keikoさんが運命を好転させるために必要不可欠だと考えていることがある。
「人間関係です。運命的な出会いも、今ある人間関係の先にある。ビジネスもプライベートも必要な運命を運んでくれるのは、すべて人ですし、そもそも、自分1人で大きな変化は起こせないですよね。
だから、日々出会う人、今一緒にいる人に、愛情と誠意を持って接すること。相手を喜ばせることや礼を尽くすこと。苦手な人にも自分から心を開いて、相手の懐に入っていってみる。そういう人が結果として、ソウルメイトとの出会いはもちろん、大きな運命やチャンスを引き寄せるのだと思います」
そこまで話すと、「でもね」と続ける。
「ソウルメイトは、誰にでも存在しますけど、必ずしも会えるとは限らないですし。今の時代には、さほど必要ないのかなと感じるようになりました(笑)。仕事はもちろん、恋愛や結婚においてもそう。
西洋占星術的には、約2年前から、風の時代に突入しましたけど。風の時代って、スピリチュアルな考え方や精神性など目には見えないものを大切にすること、それから、変化し続けることが大切な時代です。
会社の終身雇用制度も絶対的なものではなくなりつつあるのと同じように、パートナーシップにも必ずしも永遠を求める必要はないのかなと。ソウルメイトでなくとも、一時期でもいい時間が過ごせて、互いに成長できたら十分に価値がありますよ」
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