これらの装備は「SPADA」専用装備となっており、「AIR」ではオプション設定すらされていない。そのため、いくら「AIR」の内外装が気に入っても、これらの装備が必要となった時点で「SPADA」以上を選ぶほかないというのが現状となっている。
そのほか、「AIR」と「SPADA」の違いは、エクステリアが「SPADA」専用のエアロ仕様となるほか、シート表皮がプライムスムースとファブリックのコンビシートとなる点などが大きな違いとなり、価格差は25万8500円(4WD車は23万6500円)となる。
そして、「SPADA PREMIUM LINE」では、「SPADA」の装備に加えて17インチアルミホイール(2WD車のみ)、アダプティブドライビングビーム、2列目シートヒーター、スエード調表皮&プライムスムースのコンビシート、マルチビューカメラシステム(これは「AIR」と「SPADA」にメーカーオプション設定あり)が標準装備となり、「SPADA」の20万5700円高(4WD車は17万6000円高)となっている。
乗車定員は、基本的に全グレード7名となるが、「AIR」と「SPADA」には2列目6:4分割ベンチシート仕様のメーカーオプション設定(2万2000円)があり、これを選択することで2列目シートが3名がけになり、乗車定員が8名となる。
そのほかのメーカーオプションは、「SPADA PREMIUM LINE」に標準装備される「マルチビューカメラシステム」があり、これを選択するとプラス8万8000円だ。
パワートレインは1.5Lターボと2Lハイブリッド
新型ステップワゴンのパワートレインは、先代モデルと同様1.5Lのダウンサイジングターボエンジンを搭載するガソリンモデルと、2Lの2モーターハイブリッド「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルの2種類となる。
ガソリンモデルでは、ターボチャージャーやエキゾーストポートの改良によって応答性を向上させたL15C型が新たに搭載され、ハイブリッドモデルでは基本的に先代のものを踏襲するものの、エレクトリックギアセレクターや減速セレクター(一部グレードに搭載)を使用することで、アクセルオフ時の減速度を調整することが可能となっている。
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