「人間関係の悩みを軽く」チコちゃんと学ぶ古典 「アイツがにくい!」と思うと相手にも伝わる
幸せは、まるでおいしいお菓子のようなもの
幸せの増やし方を覚えておこう。それは、幸せな気持ちをみんなと分かち合うことだ。たとえば、学校で楽しいことがあったら、おうちの人に教えてあげよう。おうちの人は、君が楽しんでいるのを知って、君が考える以上にうれしい気持ちになるんじゃないかな。
それから、楽しい遊びを見つけたら、友だちといっしょに楽しもう。ひとりだけで夢中になる遊びもいいけれど、みんなで遊んだら、友だちと笑い合い、同じ時間を過ごす楽しさが加わるよね。
幸せは、まるでおいしいお菓子のようなもの。もらった人はうれしくなるし、その気持ちは、お菓子がなくなっても残っている。うれしい気持ちになった人は、君に別の幸せを運んでくるかもしれないよ。
自分のまちがいを見つめてきちんと正せる人に
どういうわけか、人の悪いところは、すぐ目に入る。
いったん目に入ると気になって仕方がない。そして正義感にかられて「いけないんだ!」「だめなんだよ!」と、責めてしまう。
では、自分のことはどうだろう? 本当なら、自分の失敗や欠点は自分がいちばんよくわかるはずだ。でも「あれは仕方なかった」「たいしたことじゃない」と、都合よく考えてしまう。もしかすると「悪いって認めたらおしまいだ」なんて考えてしまうのかもしれないね。
実を言えば、自分の悪いところを認めて反省するからこそ、成長もできるんだよ。誰かの欠点を得意になって正すより、自分のまちがいを見つめて、きちんと正せる人になりたいね。
前回:「自分の心を守る」チコちゃんと学ぶブッダの教え(7月8日配信)
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