仕事の質は「どう」ではなく「誰」とやるかで決まる マイケル・ジョーダンが至高の選手になれた訳

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とはいえ、私たちは生まれてこのかたずっと、「どうやるか(How)」を自問するように教え込まれてきた。学校教育も、「どうやるか」の考え方に基づいてできている。幼いころから、何でも自分でやりなさいと教えられてきたことだろう。

「どうやって達成するか?」という問いは今すぐやめよう

では、この質問を変えたらどうなるだろう?

時間が取れないからと先延ばしにしてイライラすることもなく、気が遠くなるほど時間のかかる孤独な道程を進むこともなく、目標を思いついたその瞬間に、やる気とパワーを湧き上がらせるにはどうしたらよいか? すべて自分でやらずに、結果を出すには? 複数の大きな目標を同時に達成するとしたら?

ここで、「どうやるかではなく、誰とやるか」の出番だ。

より大きく力強い未来を実現したいのなら、「どうやって達成するか?」と自分に問いかけるのはいますぐやめよう。

この問いでは、平凡な結果や失望を招き、後悔しながら人生を過ごすことになる。「私がこれを達成するのを助けてくれるのは誰か?」がよりよい問いかけだ。

叶えたいことすべてに、この問いかけをしたら、あなたの人生はどうなるだろうか?

これまで先延ばしにしていたことすべてに、この問いかけをしたら、どうなるだろうか?

望む人生を手に入れられるように助けてくれる人「誰か(Who)」を見つけることができるとしたら、あなたの目標はどう変わるだろうか?

結果を出している「誰か」が何人かそばにいたら、あなたの自信はどのように変化するだろうか?

WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」 
『WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

すべてを1人でやらなくてよくなったら、時間をどのように使うだろうか?

目標が一部だけでなく、すべて達成できるようになったら、収入はどう変わるだろうか?

優秀な「誰か」がいたら、あなたの目的意識はどのように広がるだろうか? 時間とお金を人間関係にもっと投資できたら、人間関係の質はどのように変わるだろうか? 学びたい、手を組みたいと思う人、誰とでもつながれるとしたら、どうなるだろうか? このような世界を、想像することができるだろうか?

もし想像できたのなら、あなたは「どうやるかではなく、誰とやるか」を理解し始めているといっていいだろう。

ダン・サリヴァン Strategic Coach共同設立者

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Dan Sullivan

起業家精神についての第一人者であり、世界中の誰よりも、成功した起業家たちを指導してきた。一流の起業家コーチングプログラムを提供しているStrategic Coachの共同設立者であり、起業における成功に関する50以上もの著書がある。Strategic Coachは、30年以上にもわたり、2万人以上の起業家を指導してきた。

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ベンジャミン・ハーディ 組織心理学者

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Benjamin Hardy

組織心理学者であり、ベストセラー『FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略』(サンマーク出版)と『Personality Isn’t Permanent』(未邦訳)の著者。ブログは1億人以上に読まれ、Forbes、Fortune、CNBCなどで取り上げられた。また、2015年から2018年まで、Medium.comのナンバー1ライターであった。彼と妻のローレンは、2018年2月に里親制度を利用して3人の子どもたちを養子に迎え入れ、2018年12月には夫妻の間に双子が生まれた。現在はフロリダのオーランドに住んでいる。

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