成績トップ5%社員が絶対にやらない「ムダ」業務 「情報収集」にムダな時間を使っていませんか?

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トップ社員がやっている、効果的な“情報収集”の仕方とは(写真:kikuo/PIXTA)
仕事が終わるのは、いつも夜遅い時間。サボっているわけではなく、一生懸命に働いているのだけれど、気がつくと時間が足りなくなっている……。働き方改革で、昔に比べて就業時間自体が短くなっていることもあり、このような悩みを持っているビジネスパーソンが増えているそうです。
AI分析で分かった トップ5%社員の時間術』では、著者のパートナー企業の中で成績がトップ5%の社員が効率よく短時間で成果を出すために実践している時間術のうち、2.2万人の「一般的な95%の社員」が再現実験し、成果が見られたものについて紹介しています。本稿では同書より一部を抜粋し、トップ5%社員がやっている“情報収集”の仕方についてお届けします。

情報収集の時間は1日5分以内

ここでは、5%社員が実際に行っている情報収集のコツを紹介します。

効率と効果の両立を重視する5%社員は、あらゆる作業に締め切りを設けます。それは情報収集でも同様で、必要以上の時間をかけないように時間を区切って検索をしています。

5%社員が検索をする際は、探す対象が明確で、検索時間を5分程度に収めていることがわかりました。

例えば、Googleで検索すると多くの情報を得られますが、関係のない情報も目に飛び込んできます。そもそもGoogleは、ユーザーに購買を促すための広告会社なので、巧みな視覚効果で検索ユーザーの目を誘導し、広告主の情報へと引きつけます。

もちろん、想定外の貴重な情報を得ることもありますが、際限なくGoogle検索をし続けたからといって、必ず意外な情報に出合えるわけではありません。

また5%社員は、調べたいことをメモにストックしておいて、まとめて一気に検索する習慣があることもわかりました。検索と確認の作業を繰り返せば達成感は得られますが、作業効率は落ちてしまいます。

そこで5%社員は、情報収集に「〇〇をあと×日で調べる」と締め切りを設け、「検索時間は1日5分まで」と制限を設けていました。

そうすることで、短時間でも情報を収穫できる仕組みを確立していたのです。

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