ビール業界における2強は、「スーパードライ」を展開するアサヒビールと、「一番搾り」などを擁するキリンビール。サントリーは第三のビールなどを含むビール類の販売数量で2008年にサッポロを抜き、業界3位に付ける。
しかし、2強とサントリーの差は今なお大きく、ビール類の販売数量では2倍以上の差をつけられている。さらにビールに限って言えば、金麦効果も消えるため、サッポロビールに次ぐ4位に甘んじている。競合の大手酒類メーカー社員からは「やはりサントリーは洋酒のイメージが強い。“ビールの会社”とは思っていない」という声も聞こえてくる。

2021年にビール拡大の一手として投入した「パーフェクトサントリービール」は、同年の販売数量が198万ケースと、当初目標の230万ケースを下回った。柱の「ザ・プレミアム・モルツ」も、新型コロナの影響で業務用の販売が大幅に減り、低調に推移している。
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