大変すぎる!先生がぶっちゃける「運動会の裏側」 運動会の練習や準備は「9割がダンス」の声も
運動会の季節です。昔は「運動会」は秋が定番でしたが、最近はこの時期、5月に開催する学校が多くなりました。コロナ禍で規模が縮小されているものの、今の時期はやはり、練習や準備のたけなわでしょう。
みんな子どものときに経験しているおなじみの学校行事ですが、最近の運動会は、昔とはいろいろ異なる面もあるようです。先生たちは、運動会の練習のためにかなりの時間を割いているのだとか。
今回のテーマは「先生から見た運動会のウラ事情」。今の運動会はどんなもので、先生たちはどんな準備をしているのか? 6名の先生たちに聞かせてもらいました。
運動会は「9割ダンス」の声も
いま、運動会のどんなところに手がかかってますか? と尋ねたところ、ほぼすべての先生が口を揃えて「ダンスの練習や準備」をあげました。「運動会は9割ダンス」と言いきった先生もいます。
さっそく驚きました。運動会というと、徒競走やリレーなどの「かけっこ」がメインで、ソーラン節やダンスなどの「踊り」はおまけのようなイメージを筆者はもっていたのですが、ここから既に古かったようです。
ダンスの担当をした先生によると、準備はこんな感じで進めるのだとか。
さらに、振り付けに合わせて曲を切ったりつないだり、パソコンソフトで音楽を編集する作業もあるのだそう。「最後が盛り上がるようにする」など、工夫やセンスが求められる作業なので、担当の先生は手を抜けないようです。
振り付けや曲が決まったら、次は子どもたちにダンスを覚えてもらいます。
なかなか大変そうです……。もうちょっと簡単なダンスにしてもいいのでは? と思いますが、さらなる難易度を要求する意外な“外野”もいるようです。