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「ポイ活」をやめたら「お得」なことばかりのワケ 体験してみてわかった「想定外のメリット」

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でもそれだけじゃない。もう1つはもうちょっとまともな理由である。私は当時メジャーになりつつあった「ポイント経済圏」ってものに、どうにも見過ごせない違和感を抱いたのだ。

例えば、このポイントカードを作れば、大手チェーンのカフェとかコンビニとかスーパーとか家電量販店とかいろんなお店の買い物でどんどんポイントが貯まる! みたいな宣伝があるじゃないですか。そうポイント経済圏へのお誘いである。

無論、最初は「それは確かにどんどんポイントが貯まるよ!」「なんて朗報♡」と、自分がよく行く店で使えるのはどのカードだろうかと真面目に比較検討したわけです。でもフト、いやいやいやちょっと待てと。

「大きなモノ」からの脱却

よく見れば、それらのお店を経営しているのは誰もが知ってる大企業ばかり。ま、確かに全国展開している大企業だからこそ、カードを作る客の側から見れば「使い勝手がいい」ってことになるんだろうが、私、つい先日大企業を自分なりに最大限の勇気を出して辞めたところなのである。

これからは大きなものにぶら下がって生きるのはやめて、その不安と引き換えに、身一つで良きことも悪きことも引き受けて自由に生きようと、ちっぽけな一個人なりに健気に決意したところなのである。

それが何かい? その精一杯の決意の舌の根も乾かぬうちに、そこまでして手を切った「大きなもの」にさっそく自ら巻き込まれに行くって、どう考えてもおかしいだろう。私は大手コンビニチェーンではなく、私と同様に名もなき近所の小さな酒屋や米屋や豆腐屋とともに生きていくのだ。そこにこそきっと突破口があるはずと一生懸命信じて会社を辞めたのだ。

なのにいきなり、その大きなものが支配する序列に組み込まれてどーする。そうだよこういうポイント連合って、よく考えたら結局「小さなもの潰し」なんじゃないの? ただでさえ有利な大企業が、徒党を組んで割安にものを売る。そんなことにみんなが乗っかっちゃったら豆腐屋とかどう考えても潰れますよ。豆腐屋が潰れるのなら私も潰れる。そんなところにノコノコ加担してどうするよ?……と思ったわけです。

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【ポイントカードを捨てたらお財布もスッキリ】

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