「ポイントをやめたらお金が貯まる」まさかの理由 「おトク」とはもれなく人間関係がついてくる事

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近所の酒屋でスリゴマを買おうと思ったら炒りゴマしかなく、仕方がないので自分で擦りました。案外一瞬。しかも香りが良くて楽しい。なんだこれでよかったんじゃんと気づく至福(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第58回をお届けします。

「ポイ活」と縁を切ったら、モノを買わなくなった

さて前回、思い切ってポイントとすっぱり縁を切ってみたら、後悔どころか自由な生活&膨大な時間とエネルギーがわが手中に転がり込んできてまさかのホクホク大喜び! という実体験を書いた。

稲垣えみ子氏による連載58回目です。

きっとだれもが多かれすくなかれポイントに振り回された体験があるはずなので、まあここまでは、確かに言われてみればそうかもナ……と、そこはかとなく納得したようなしていないような気分にはなっていただけたのでは、と期待するところである。

だが無論、本丸はここではない。

今回はいよいよ本丸突撃である。すなわち最も肝心な「もう一つのこと」について。

ポイントをやめたら当然、ポイントを使うときより「割高」なものを買わなきゃならなくなるわけで、すなわち金銭的に損をするんじゃないか? という当然の疑問について。

はたして実際のところどうだったのか?

さっそく、結論から申し上げる。

いやもう、あまりにミもフタもない結論で申し訳ないような気もするが、実際、本当のことなんだから仕方がない。

具体的には、以下のようなことがわが身に起きたのであった。

まず、ポイントをやめると常時「割高」なものを買わねばならなくなる。ってことで、当然ながら買い物をするたびにチョッピリ重たい気持ちになる……っていうか、よくよく考えれば別に割高ってわけじゃなく単にフツウの値段で買うだけなんだが、ポイントがついた時のことと比較すればやはり「割高」感は否めないわけで、何を買うにも、うーん……なんだかなあ……と思わざるをえないのであった。

そう、この「重たい気持ち」!

このネガティブな感情こそがカギだったのだ。

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