子どもの「好奇心」伸ばす親とそうでない親の差 家事で忙しいのに話しかけられたらどうする?
家事を中断しようにも、どうしても手が離せないときもあるでしょう。そんなときには、「5分だけ待ってくれる?」「急いで終わらせるね」と言うといいと思います。この声かけだと、子どもは待ってくれますよ。
子どもが危ないことをしそうになったとき
〇:○○だから、危ないよ
子どもが危ないことをしそうになったのを見たら、慌てて「ダメでしょ! 危ないでしょ!」と大声をあげて、怒ってしまう親は多いのではないでしょうか。
そんなときには、子どもを驚かせないように、親は冷静になって、すぐに危険なものを取り上げたり、危険なものから子どもを遠ざけたりしましょう。
そのあと、例えば、「とがったものは刺さるとケガをするし、誰かに当たったらケガをさせてしまうから危ないよ」とか「ホットプレートは熱くなっていて、手を出すとやけどをして危ないよ」などと、危険な理由を丁寧に説明しましょう。
子どもは親が言葉を尽くして説明すると、その行為の危険性を理解します。「ダメでしょ! 危ないでしょ!」と怒るだけでは、子どもは怒鳴る親の声に驚くだけで、ダメな理由がわかりませんのでまた同じことをしてしまいます。なぜ危ない行為なのか理由がわかると、気をつけるようになります。子どもを論理的に納得させることがまず必要です。
家庭内では、危険なものはできる限り排除しましょう。例えば、幼い子どもは食器を落として割ってしまうことも多いので、食器はガラスや陶器ではなくプラスチック製を使う、子どものフードのひもは首に巻き付くこともあるのですべて取り外す、ハサミは先が丸いものを使うなど、たくさん気をつけるべきことはあります。
NGの声かけをしなくていいように、子どもの周りから危険なものを取り除くことが先決です。
教育方針はご家庭によって違いますので、「失敗から学ばせたい」と考える方もいるでしょう。危なくないことなら、それもありかもしれませんが、危ないものは排除して、危険な経験はさせないほうがいいと思います。
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