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他人の目が気になり「1人コント」状態のあなたへ 日々心配ばかりの人に伝えたい3つの視点

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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(1)実態を知る

これは、自分が想像していたこととは異なる実態を認識するということです。ある保育士さんから次のようなコメントをもらいました。

「保育士にも様々なタイプの先生がいますが、『この先生に子どもを預けて大丈夫かな』とか『帰りの受け渡しはあの先生がよかったと思われていないか』となど、自分も保護者からの評価を気にしてしまいます」

小山さんの保育士版です。つまり、保護者が先生にどう思われるか気にする一方で、先生も保護者にどう思われるかと気にしているという状態です。筆者はこれを“一人コント”と名付けています。

一人で問題を作って、一人で心配して…

一人で問題を作って、一人で心配して、一人でやきもきして、一人で「私なにやってんだろ」とツッコミ入れて落ち込んで。でも相手は何も気にしていないということも少なくありません。この状態に気づくと、ちょっと笑えて来ます。笑ったときが“一人コント”が終わるときですが、実態を知られなければ、引いて客観視することも、笑うこともできません。

実態を知るためには、コミュニティを利用する方法があります。筆者は、ママコミュニティをいくつか主宰していますが、そこで出てきた質問に対して、「同じような経験している人いたらコメントください」と伝えると、たくさんの声が集まってきます。そのコメントをみて、質問された方は、自分と同じ人が実は世の中にたくさんいるということで安心します。“一人コント”を避けるためには、「実態を知る」ことが効果的なのです。

コミュニティの場というと、保育園、幼稚園などママ友が集まる場がありますが、そこでの人間関係には得意不得意が当然あります。安心できるどころか、人と比較して不安になることもあるでしょう。ストレスを溜めないためにも参加するコミュニティは、意識して選択することも大事かもしれません。

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【一人コント状態に陥っている?】

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