子どもの学校へ「行き渋り」どうすればいいのか 「頭痛・腹痛や吐き気は心身のSOS」と専門家
今年高校に入学した都内に住む男子生徒は、中学2年の頃から徐々に学校に行けなくなった。朝になると頭痛や吐き気に襲われ、起き上がることができない。病院を受診すると「起立性調節障害」と診断された。心身症の一種で自律神経の乱れからくる。中学生では5人に1人が発症するとも言われている。母親は当時をこう振り返る。
「たまたま周りに同じ病気になった子を持つ人がいたので、早い段階で病院に連れていけました。知らなかったら、無理矢理起こしたりして私もイライラしていたと思います」
親のイライラが子どもの症状を悪化させることも
イライラするだけならいいが、場合によっては親のイライラが子どもの症状を悪化させることもある。
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