IT導入で農業・飲食が一体に「6次産業化」への期待 DXによってさまざまな産業の垣根がなくなる
私は、「デジタル投資を単純なコストとして捉えるべきではない」と考えています。
デジタル投資は、付加価値の高いビジネスを生み出し、業界の垣根を越えて新しい領域に進出するための投資として、前向きに取り組むべきなのです。なぜなら、この投資を成功させれば収支、リソースなどを含めたもろもろのトータルバランスがグンと効率よくなっていくはずだからです。
デジタル化の必然性はもはや明白
実は企業に限らず、あらゆるモノをデジタル化することに関しては、どれ1つとってもネガティブな要素が見いだせず、その必然性は明白です。10年経てば、人材難やカーボンニュートラルの規制強化のインパクトによって、本当に会社が操業できなくなる企業が続出するはずです。
そうなってから慌ててデジタル化に取り組むのでは遅すぎるのです。いま、日本企業に求められるのは、本気で変革を実現していこうとする経営者の覚悟と、一人ひとりが自分ごと化して進める覚悟ではないでしょうか。より一層、DX推進を通じたスピーディな産業構造変革が進む日本にしていきたい。
そう願ってやみません。
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