2005年以降のリニューアルで、ドア間のクロスシートは、側面の窓を背にしたロングシートに取り替えられた。4人掛けと2人掛けの座席がドア間にあった名残は、現在も側面の窓のピラー(柱)が左右対称でないところに見られる。一方、車端部のクロスシートや、乗務員室後ろで前方の景色が楽しめる「展望席」はいまも健在。これらの座席を狙って乗車する京急ユーザーは多い。
更新で現在の顔が完成
前面にスリットの入った車両形式の数字を入れるようになったのは1998年デビューの2100形が最初。600形も更新時に採用され、現在の顔が完成した。
また、車体を青く塗装した600形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」(京急ブルースカイトレイン)が、羽田空港第2旅客ターミナルの開業を機に2005年から運行を始めた。羽田空港へのアクセス路線としての京急の利便性をPRしている。
600形は都営浅草線、京成線、北総線、成田スカイアクセス線に直通して成田空港まで走り通すことがある。かつて京成上野駅に乗り入れていた時期もあった。
京浜急行電鉄「600形」
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600形デビュー当時の試乗会列車
(写真:京急電鉄提供)
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車内の「ツイングルシート」が独創的だった
(写真:京急電鉄提供)
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1人掛けにしたツイングルシート
(写真:京急電鉄提供)
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ツイングルシートでない4次車の車内
(写真:京急電鉄提供)
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ドアの間に4人掛け(奥)と2人掛けの座席があった
(写真:京急電鉄提供)
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4人掛けの固定式クロスシート
(写真:京急電鉄提供)
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車端部のクロスシート。背面には補助いす
(写真:京急電鉄提供)
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登場当時の外観デザイン
(写真:京急電鉄提供)
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更新前の外観デザイン
(写真:京急電鉄提供)
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左から600形「ブルースカイトレイン」、1500形、
新1000形(記者撮影)
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左から2100形、新1000形1890番台、かつての
伝統顔に近い事業用車両(記者撮影)
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600形の乗務員室後ろにある「展望席」
(記者撮影)
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展望席は乗務員室とドアの間の2人掛けシート
(記者撮影)
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運転士の後ろに座れる展望席
(記者撮影)
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展望席は側面にも窓がある
(記者撮影)
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運転士側の展望席から前方を眺める
(記者撮影)
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運転席と反対側の展望席
(記者撮影)
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前に運転士がいない反対側のほうが
眺めがよい(記者撮影)
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600形の乗務員室
(記者撮影)
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運転台にはワンハンドルマスコン
(記者撮影)
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運転台左側面の計器類
(記者撮影)
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運転台左側面のスイッチ類
(記者撮影)
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運転台左側面のスイッチ類
(記者撮影)
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ブレーキは7段化している
(記者撮影)
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運転台のスイッチ類
(記者撮影)
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上部のスイッチ類
(記者撮影)
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たくさんのスイッチが並んでアナログな印象
(記者撮影)
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運転席の前面にあるワイパーカバー
(記者撮影)
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連結時などは数字のスリット部分から
確認するという(記者撮影)
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ドア横の車いすスペース
(記者撮影)
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ドア開閉や連絡ブザーなど車掌用のスイッチ
(記者撮影)
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車内放送用の装置。展望席の乗客と車掌は
向かい合わせになる(記者撮影)
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車いすスペースに隣接した座席
(記者撮影)
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ドアとドアの間はロングシート
(記者撮影)
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ドアとドアの間はロングシート
(記者撮影)
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ドアとドアの間はロングシート
(記者撮影)
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ドアとドアの間はロングシート
(記者撮影)
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側面の窓のピラー(柱)は左右対称でない
(記者撮影)
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かつて2人掛け・4人掛け座席があったことを物語る
(記者撮影)
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縦横にならぶつり革
(記者撮影)
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袖仕切りは新1000形と同タイプ
(記者撮影)
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車端部はクロスシート
(記者撮影)
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車端部はクロスシート
(記者撮影)
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車端部はクロスシート
(記者撮影)
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クロスシートの片方は優先席
(記者撮影)
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優先席は青系のカラー
(記者撮影)
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ドア側のクロスシート背面に補助いすがある
(記者撮影)
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意外に厚みのある補助いす
(記者撮影)
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補助いすは手で押し下げて使用する
(記者撮影)
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補助いすは手で押し下げて使用する
(記者撮影)
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補助いすの利用は乗務員室のスイッチで切り替える
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の展望席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の展望席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の展望席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の展望席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の展望席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の運転席
(記者撮影)
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浦賀方(下り方面)の運転席
(記者撮影)
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運転台のワンハンドルマスコン
(記者撮影)
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速度計は時速140kmまで目盛りがある
(記者撮影)
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京成線用の「誤通過」防止機能も
(記者撮影)
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600形の4両編成
(記者撮影)
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上部は前照灯、下部は尾灯と急行灯を左右に配置。
左側に扉がある前面デザイン(記者撮影)
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600形の「顔」は2100形や新1000形に
引き継がれている(記者撮影)
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上部2つの前照灯と種別・行き先表示
(記者撮影)
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下部の尾灯と急行灯は一体になっている
(記者撮影)
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ワイパーカバーの数字の切り抜きは
後に付け加えられた(記者撮影)
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車両番号はハイフンを用いる
(記者撮影)
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増解結に対応した連結器
(記者撮影)
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展望席の側面にも窓がある
(記者撮影)
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600形以降の車両は窓周り白の塗り分けになった
(記者撮影)
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側面の種別・行き先表示の幕。エアポート快特成田空港行き
(記者撮影)
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ドア横に車両番号が付け加えられた
(記者撮影)
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更新時に車両間には転落防止幌を取り付けた
(記者撮影)
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シングルアームパンタグラフ
(記者撮影)
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車端部の連結部分の窓
(記者撮影)
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連結部分の妻面までしっかり塗装されている
(記者撮影)
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4両編成は両側の先頭車がモーター付き車両だ
(記者撮影)
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窓の部分は少しくぼんでいる
(記者撮影)
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車体妻面の表記類
(記者撮影)
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車体妻面の銘板
(記者撮影)
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600形にはさまざまな新機軸を盛り込んだ
攻めた車両だった(記者撮影)
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