他人の成功への「黒い嫉妬」をこじらせる人の心理 「欲しいけれど手に入らない」のジレンマが暴走

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「嫉妬に向き合う」という行為は、自分のあらゆる感情を否定することなく肯定し、その意味を探る作業でもあります。直視したくない気持ちが出てくるかもしれませんが、できるだけ逃げずに向き合ってみてください。そして、自分が欲しいものが何かがわかったら、次のステップに進みます。

【ステップ2】欲しいものを素直に認める

自分が本当に欲しいものが見つかったら、それを素直に欲しいと認めます。できれば声に出して次のセリフを口にしてみてください。

「私は、○○が欲しい」

1度だけでなく何度も言葉にしてみるといいでしょう。

そのとき、惨めさや無価値感、自己嫌悪などの感情がどっと襲ってくるかもしれませんが、そのときはノートや紙にネガティブ感情をただ吐き出していきます。出し切ったら再び「私は、〇〇が欲しい」と声に出して繰り返します。

欲しいものを「欲しい」と認められるようになってくると、心は不思議と落ち着きを取り戻していきます。

ホッとした気持ちになれたら、次のステップです。

【ステップ3】プラスの言葉にする

私たちは手に入らないものを欲しがることはしません。つまり、あなたが嫉妬している何かは「自分も手に入れられる」と知っているものだけなのです。顕在意識ではそのことに気づいていないかもしれませんが、心の中ではちゃんと知っているのです。自分自身の心を信頼して、再び次のセリフを口に出して言ってみてください。

「私は、○○を手に入れられる」

この言葉も何度か繰り返して言ってみます。できるだけお腹に力を入れてみると、より効果が実感できるかもしれません。

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