反抗期の子を失望させる「早くしなさい!」の不毛 親が対話して「自分事化」できれば子どもは動く

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事前に、食事や身支度にかかる時間を子どもと一緒に計っておくのが効果的です。

「ご飯を食べるのに一五分。着替えとトイレで四分。歯磨きと寝癖直し三分。体温を測って記入するのに一分。

靴下をはいて、靴を履いて、マスクをするのに二分。荷物をもって家を出てから、学校の正門をくぐるまで一〇分。

つまり、学校にたどり着くまで急いでも三五分かかる計算だけど、今、もうギリギリの時間だよ? 大丈夫?」

各所要時間を全部書き出し、見えるところに張り出しておいて、子どもが意識するようになれば完璧。先が読めない子どものために、一目でわかるようにしておきます。ここまでやれば、さすがの子どもも焦るでしょう。

いつも見ているテレビ番組をうまく活用する手も

また、朝の時間は毎日、同じ放送局にチャンネルを合わせておくのもおすすめです。早朝の番組では、たいてい同じ時間に各種コーナーが始まるので、タイミングを計りやすいのです。

「夕方の報道番組始まっちゃったから、夕飯の支度を始めなくては」

などと、テレビ番組を行動を起こす目安にすることは、大人でもよくやりますよね。子どもも同じです。

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「ジャンケンのコーナーが始まったから、急いで支度しなくちゃ」

「天気予報が始まったら、家を出ないと間に合わない!」

といったように、時間の感覚や動き出すタイミングをつかみやすくなります。お子さんが時間感覚をつかめるようになるまで、地道に毎日、同じ放送局を見続けてみてください。

もし、お子さんがテレビに夢中になってしまいかえって支度を進められない場合には、同じ時間帯のラジオを聴く習慣を取り入れてみるのもいい方法です。他にも、同じ時間に、同じ音楽をかけることで、

「2回目のサビまできたから、いい加減に着替えを終わらせないと!」

といったように、行動の目安にすることができます。

前回:反抗期の子を絶望させる親の何とも残念な接し方(4月13日配信)

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