日本経済論 「国際競争力」という幻想 松原隆一郎著

日本経済論 「国際競争力」という幻想 松原隆一郎著

日本経済の「迷走の要因」とその処方箋として「新基軸」を論述する。迷走の要因については「経済についての解釈の誤り」に求め、構造改革、デフレ対応などの経済政策、さらに外交問題、民主党政策、医療問題にかかわる社会事象の分析を通じて、抱える問題点を浮き彫りにする。

一方、新基軸は公共サービスが担うとする。技術革新が資本主義の原動力であり、それが必然的にリスクを胚胎する以上、確率計算しえない不確実性が生み出される。その不確実性と「真逆」である安心、ないし世の中に対する信頼を行き渡らせるため、赤字でも供給すべき公共サービスがあるとの考えの下、公共部門の「なすべきこと」が追求されなければならないと説く。

NHK出版新書 861円

  

関連記事
トピックボードAD
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
トヨタとソフトバンク<br>入り乱れる異業種連携

「モビリティサービス会社に変わる」宣言をしたトヨタ自動車が、常に先を行くソフトバンクに頭を下げた。世界企業の合従連衡を1枚で表した「自動車・IT業界地図」に崩れる垣根が一目瞭然。