100歳を可能にする時間医学 大塚邦明著

100歳を可能にする時間医学 大塚邦明著

最近、時間生物学(生体リズム研究)、時間医学という科学分野が登場し、不老長寿へのカギを握る新しい学問体系として脚光を浴びるようになった。

生体リズムとは、地球上の生命が共通に持つリズム性。地球上の生命が持つ生体時計(生物時計)は、いずれもほぼ同じ仕組みで生体リズムを奏でているという。生体時計とは、「昼夜交替する地球環境を予知し、適応するために獲得した装置」のことだ。

その生体リズムと「時間遺伝子」から、人の健康長寿の道を解明しようと、本書は試みる。健康長寿には自身の生体時計をしっかりと確認する。その生体時計に合わせた規則正しい生活を送ることが、老齢期に健康な体と心を維持するために重要であると結論づけ、老化防止の具体的な生活パターンを提示する。

日本は2050年に百寿者100万人超えを迎えるという。自立した百寿者のために健康長寿の研究がさらに進んでほしいものだ。

NTT出版 2310円

  

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。