電子マネー革命 キャッシュレス社会の現実と希望 伊藤亜紀著
Edy、Suica、nanacoなど、電子マネーの発行枚数は1億3000万枚を突破。庶民の買い物ツールは今や、現金から電子データへと急速に置き換えが進んでいる。
世界各国で民間電子マネーが続々と発行され、国際決済に占める割合が高まっていったとき、生き残るのは各国通貨か、それとも電子マネーか。後者の膨張によって国家の信用力が問われる事態となるかもしれない。その先には世界共通通貨の可能性もはらむ。
電子マネーやポイントなどの疑似通貨の仕組みと業界の最前線を、決済ビジネスの法務に関する専門家が、爆発的な電子マネーの普及は人類の経済活動の根本を覆す一大変革だと述べつつ、解説する。
講談社現代新書 798円
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