世界中で社会現象を巻き起こしたスマートフォンゲーム『ポケモンGO』。位置情報とAR(拡張現実)技術を生かし、現実世界にポケモンがいるかのような画期的なゲーム設計が爆発的な人気を呼び、ダウンロード数は全世界で10億を超えた。
開発したのは、米グーグルの社内ベンチャーとして設立され、2015年に独立したナイアンティック。同社のジョン・ハンケCEOは、04年にグーグルに買収された地図ベンチャー、キーホールの創業者だ。この買収がグーグルマップの開発につながった。
ハンケ氏によると、ARゲームの拡大に5Gは欠かせない技術だという。
──ポケモンGOによって、ARゲームが一気に身近になりました。
ポケモンGOはARを使わなくても遊べるが、手持ちのポケモンのAR写真を撮影できる機能を数カ月前に導入して以降、今では大半のユーザーがAR機能を使っている。地面にポケモンの影が出たり、机やいすに本当に立っているかのような姿を映したりもできる。



















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