よしだ・よしあき●1958年生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、99年アドバンテスト入社。取締役兼専務執行役員を経て2017年から現職。(撮影:梅谷秀司)
──5G時代に、どのような商機を見いだしていますか。
通信の規格が5Gに変わっていく際に、基地局など新たなインフラが必要になる。今の4G用の設備が置き換えられ、そこに使われる大量の半導体を検査する装置を当社では作っている。
5Gの基地局、スマホなどに入る半導体チップを開発・生産できる会社は世界に4社ほどしかない。技術が難しく、開発に資金がかかるからだ。われわれはそのすべてと取引がある。台湾では基本的な部分はすべてわが社の装置が使われているし、韓国でもかなりのシェアを取れるはずだ。
──4Gへの移行時と比べて、収益効果は大きいのですか。
4Gより、全体の需要は間違いなく大きい。ただ、一気に切り替わることはありえないと思っていて、移行には時間がかかるとみている。さらに、携帯電話だけでなく、自動運転などほかのサービスも考えると、長い時間をかけて大きなインパクトが生じるだろう。
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