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企業経営者もズラリ! 華麗なる馬主群像 北島三郎、佐々木主浩ら有名人を凌ぐ強者も

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[ポイント1]
中央競馬の個人馬主になるハードルは年間所得1700万円以上。競走馬の購入代金のほかに、1頭当たり月70万円前後の調教委託料もかかる

[ポイント2]
馬主としての競馬は、選ばれし勝ち組だけの頂上決戦。馬主歴20年でついにGIを制したセガサミーの里見治会長兼社長は100億円を投じたという

[ポイント3]
名馬ディープインパクトのオーナー、図研の金子真人社長は財界随一の目利き。オービック・野田順弘会長夫妻、東京鉄鋼・吉原毎文社長など多士済々だ

 

「100億円を投じて、やっとGⅠを取ることができた」。10月に行われた菊花賞を制したサトノダイヤモンドの馬主、セガサミーホールディングスの里見治・会長兼社長は感慨深そうに語った。

3歳馬にとっての最重要レース、皐月(さつき)賞(3着)、日本ダービー(2着)で辛酸をなめてきた中、やっとの思いで手に入れた栄冠。「同じ財界で、野田(順弘・オービック会長)さんや山本(英俊・フィールズ会長)さんがGⅠを制するのを見て、自分だけが取れていないのは悔しかった」と本音を吐露する。

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