有料会員限定

日本競馬界を席巻する社台グループの実像 日本のサラブレッドの約6分の1を生産!

✎ 1〜 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

[ポイント1]
2015年の日本ダービーに出走した18頭のうち、12頭が社台グループの生産馬だった。同社は今や日本のサラブレッドの約6分の1を生産している

[ポイント2]
競馬でレース賞金をはるかにしのぐ巨額のおカネを得る方法は種牡馬ビジネスで成功することだ。ディープインパクトの種付け料は3000万円とされる

[ポイント3]
同社は日本の競走馬のレベルアップに寄与しているが、競馬が「社台の運動会」とも揶揄される現状には、競馬界として危機感を感じるべきだ

 

毎年開催されているセレクトセール。今年の最高落札額は2億8000万円だった(KPS)

特集「競馬の魔力」の他の記事を読む

競馬界に身を置く人々の誰もがあこがれる舞台、クラシックレース。3歳馬のみ出走することができる、3冠競走(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)といわれる大舞台の中でも日本ダービーは最高峰だ。

昨年の日本ダービーに出走した18頭のうち、ノーザンファーム(ノーザンF)で生まれた馬が9頭、社台ファーム(社台F)が2頭、社台コーポレーション白老ファーム(白老F)が1頭、計12頭が社台グループの馬だった。そして優勝したドゥラメンテを筆頭に、ノーザンFの生産馬が1着から4着までを占めた。

関連記事
トピックボードAD