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2015年の日本ダービーに出走した18頭のうち、12頭が社台グループの生産馬だった。同社は今や日本のサラブレッドの約6分の1を生産している
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競馬でレース賞金をはるかにしのぐ巨額のおカネを得る方法は種牡馬ビジネスで成功することだ。ディープインパクトの種付け料は3000万円とされる
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同社は日本の競走馬のレベルアップに寄与しているが、競馬が「社台の運動会」とも揶揄される現状には、競馬界として危機感を感じるべきだ
競馬界に身を置く人々の誰もがあこがれる舞台、クラシックレース。3歳馬のみ出走することができる、3冠競走(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)といわれる大舞台の中でも日本ダービーは最高峰だ。
昨年の日本ダービーに出走した18頭のうち、ノーザンファーム(ノーザンF)で生まれた馬が9頭、社台ファーム(社台F)が2頭、社台コーポレーション白老ファーム(白老F)が1頭、計12頭が社台グループの馬だった。そして優勝したドゥラメンテを筆頭に、ノーザンFの生産馬が1着から4着までを占めた。
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