ファンでなくとも知っておきたい最強馬たちのストーリー。
[ポイント1]
地方競馬から華やかな中央競馬(JRA)に挑み、負けて愛されたハイセイコー。史上唯一の3冠馬直接対決を制し、皇帝と呼ばれたシンボリルドルフ
[ポイント2]
芦毛の怪物と呼ばれたオグリキャップも衰えを隠せず臨んだ引退レース、劇的勝利にファンは涙した。ナリタブライアンはケガに泣き8歳で生涯を終えた
[ポイント3]
生涯14戦12賞、仏凱旋門賞にも挑んだディープインパクトは種牡馬としても超一流で、牝馬として半世紀ぶりにダービーを制したウォッカもその血を引く
わが巨人軍は永久に不滅です──。長嶋茂雄が名ぜりふを残してバットを置いた1974年。1頭の競走馬が社会的ブームを巻き起こした。その名はハイセイコー。オールドファンなら誰もが耳にしたことのある馬名だろう。
元祖アイドルホース ハイセイコー[1970〜2000]
当時は、競馬場といえば中高年の男性が馬券を握り締めて闊歩していた時代。汚い野次は飛んでも、黄色い声援など皆無だった。そんな時代でも、ハイセイコーが「アイドルホース」と呼ばれたのには理由がある。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら