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1番人気は勝率3割、的中率トップは新馬戦 5年分を徹底分析! データで見る競馬の損得

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ギャンブルとしての競馬はどの程度当たり、儲かるものなのか。賭け方は人それぞれだが、今回は1番人気の馬に賭けた場合について、中央競馬の過去5年のデータから算出した。

まずは1番人気、すなわち単勝で最もオッズ(予想配当率)の低い馬が何着になったのかを調べたところ、1着になったのは30.2%、2着は19.7%だった。ただ3着にも入れなかったケースも4割近くに上っており、1番人気の信頼度は高いとはいえないようだ。

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では1番人気に賭けた場合、どのくらいの儲けが期待できるのだろう。単勝をはじめとした8券種それぞれの馬券で、人気順に賭けたときの的中率と回収率(賭け金に対する払戻金の割合)を示したのが下表だ。(各券種の説明については記事下囲みを参照)。

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(注)2015年は全3454レース、直近5年は11年から15年の1万7266レースが対象。単勝、複勝、枠連は1番人気に投票した場合、馬連、馬単、ワイドは1番、2番人気に賭けた場合、3連複、3連単は1番、2番、3番人気の馬に賭けた場合の数値。枠連の当選がないレースは除外。回収率は賭け金に対してどれだけ払戻金があったかの割合 (出所)JRA-DataLab.とTARGET frontier JVを基に本誌作成

単勝、複勝、枠連は1番人気に投票した場合、馬連、馬単、ワイドは単勝の1番と2番人気に、3連複、3連単は同1番と2番と3番人気の馬に賭けた場合を想定した。

的中率が最も高かったのは複勝で、6割を超えた。ただ1番人気のオッズは低く(2015年は平均1.3倍)、払戻金は賭け金を取り戻す水準には達しなかった。

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