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経営危機から一変、息を吹き返す地方競馬 馬券のネット販売で商圏が一気に全国拡大

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長らく低迷が続いていた地方競馬に明るい光が差し込んでいる。北海道の南にある馬産地・日高。その玄関口にある門別競馬場は、北海道が主催する競馬(道営競馬)の開催地だ。4月下旬〜11月中旬の7カ月間、火〜木曜を基本に全日程ナイターで実施されている。

ホッカイドウ競馬が開かれる門別競馬場。全国のファンが増えている(KPS)

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道営競馬は、1991年度に約454億円の売り上げがあったが、2002年度には約98億円に激減し、01年度は単年度赤字が約28億円と過去最大を記録。存廃論議が起こるなど、現場には危機感が募っていた。

だがその後の売上高はじわじわと回復し、13年度に22年ぶりに単年度黒字を達成。今年度の売り上げの総額は約203億円と、計画を約30億円上回った。

変化のきっかけは01年、ミニ場外馬券売り場を設置したことだ。

「ウインズ(JRAの場外馬券売り場)のような巨大施設では経費がかかりすぎるが、ミニ場外を展開できれば運営コストを大きく削減できる。最初は理解がある馬産地にと思って静内(しずない)に作ったが、予想をはるかに超える売り上げを残せた」

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