競馬は筋書きのないドラマ。予想が当たると小金も大金も転がり込む。一方、わずか数分で大損をしかねない「怖いギャンブル」の顔も持つ。そこで東洋経済オンラインの「競馬好きエコノミストの市場深読み劇場」でおなじみのエコミスト(吉崎達彦、山崎元、ぐっちーさん)三氏に、賭け方や収支、競馬で仕事に役立ったこと、そしてハマりすぎないためのテクニックなど、競馬の「正しい楽しみ方」を聞いた。
──まずは、どんな賭け方をしているのでしょうか。馬券の種類も含め、自分なりの「決めごと」や、いつも使っているソフトやグッズなどはありますか?
吉崎 私は競馬をする場合は、家から離れ、競馬場かWINS(JRAの場外馬券売り場)に行くことにしていますね。
要するに、「非日常に身を置く」のが大事。そもそもギャンブルは、みんなでわいわいやるものではなく、孤独になってやったほうがいい。
また競馬は、たとえば春は桜花賞、夏はローカル競馬、秋は菊花賞、冬は有馬記念など、季節感を楽しむゲームでもあるから、家から離れてやるのがいいと思う。
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