食卓は学校である 玉村豊男著

食卓は学校である 玉村豊男著

イタリア人は「人生に必要なことは、みんな食卓から学んできた」と言い、フランス人は「世界でいちばん食卓についている時間が長い」と自慢する。ひるがえって、現代日本人の食事にかける時間は、何とも短いようだ。

各国の食の社会的、文化的な背景には興味が尽きない。バイキング料理はスウェーデンのスモーガスボードが発祥で、単なる食べ放題とは似て非なるもの、日本の温泉宿で当たり前のように刺し身の出されるわけ、社会が近代化すると「温かい・柔らかい・甘い物」が好まれる理由など、話題は縦横無尽にして彫りが深い。

食をライフワークとする著者が、会話を楽しむ食卓の大切さを語りかける。

集英社新書 756円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT