「英語公用語」は何が問題か 鳥飼玖美子著
この6月、ユニクロを展開するファーストリテイリング、インターネット通販大手の楽天と、大手企業が相次いで自社内における「英語公用語」化を発表し話題を集めた。賛否両論あるものの、とりあえず英語をというビジネスパーソンは増えて、英会話スクールは活況を呈している。
英語同時通訳者の先駆けであり、現在は大学で異文化コミュニケーションを教える著者はこうした現状を「英語パニック」とし、英語の社内公用語化にはたして実効はあるのかと問いかける。英語支配の弊害、英語教育の問題点などを指摘しながら、仕事で使える英語をいかに学ぶか、グローバル化に本当に必要なものは何かと、日本人にとっての英語をあらためて考える。
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