インフォシスが若い技術者を惹きつける理由

成長を続けるインドITの成功者

インフォシス創設者のN.R.ナラヤナ・ムルティ氏(写真:ロイター/アフロ)

インフォシス(Infosys)は、世界最大のソフトウエア企業のひとつだ。インドに対する世界からの見方を変えた企業のひとつでもある。優れたソフトウエア技術者と意欲的な起業家がそろった一目置かれる巨大企業と見なされており、インドの情報技術における栄光のシンボルだ。ナスダックへの上場や、自社従業員へのストックオプションの提供など、多くの点で「インド初」を達成した企業でもある。

一代で巨大企業へと成長した

インフォシスは1981年に起業した。創業者であるN.R.ナラヤナ・ムルティ氏と6人のソフトウエア技術者たちがアパートの部屋に座って、「どうすればソフトウエアコードを書く会社を作れるか」を議論。ムルティ氏は、妻のスーダさんから250ドルを借り、ガレージで起業した。

そんなインフォシスの2014年度の株式時価総額は310.11億ドルで、インドの株式上場企業として5番目の大きさを誇る。従業員は17万3000人超で、80を超える国で事業展開する巨大企業だ。

インフォシスの本社は、インド南部のバンガロール市内にある。バンガロールは、100社を超える国内外の企業が集中することから「インドのシリコンバレー」と呼ばれるところ。メインとなるソフトウエア開発センターは、バンガロール市内のエレクトロニクスシティと呼ばれるエリアにある。

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