【1日目】(交流会から3日後)
37.8℃の熱と目の充血。下痢になり、何度もトイレに行く。
「だるいな」と思ったが、あまり大したことはないという自覚。
【2日目】
昼間に37.0℃になるがすぐに下がり、その後は36.6℃。
目の充血と下痢は続く。だるさは少し感じる程度。
夜に「発熱外来」へ。処方箋をもらったが、遅い時間のため薬局は閉まっており、薬をもらわないまま帰宅。
交流会の主催者に電話「あなたもか」
【3日目】(交流会から5日後)
36.6℃ 平常。下痢はあるが、とくに問題なし。
朝に「コロナ陽性」と連絡が入り、保健所から「出歩かないでください」と言われたため、薬を取りに行けないまま、自宅療養に入る。
「交流会から5日後にコロナ陽性がわかったとき、主催者に連絡しなくてはと思って電話をしたんです。そしたら、『あなたもか』という話になりました。その時に、自分以外にも数人の感染者が出ていたことを知ったんです」
【4日目】
36.6℃ 平常。下痢はあるが、とくに問題なし。
【5日目】
36.5℃ 平常。下痢はあるが、とくに問題なし。
【6日目】
平熱と下痢。この頃から「倦怠感」が強く出てくる。
【7日目~14日目】
ここからの1週間は倦怠感やだるさで動けなかった。下痢も継続。
メンタルは鬱のような症状で、ほとんど何もできなかった。
「仕事が溜まっていたこともあり、感染12日目から必要最低限のオンライン会議には出るようにしたのですが、それ以外は寝てばかり。何もやる気がおきない……。今は、ようやく『少しやる気が戻ってきたかもしれない』程度ですね」
角野さんはこれまでを振り返る。
「身体もですが、メンタル面もかなりしんどかったです。コロナ感染から3週間ぐらいしてからでしょうか。いてもたってもいられなくなり、自分で『コロナ』と『鬱』の関連についてネット検索していたんです。そしたら『コロナ後遺症で鬱の症状がみられることがある』という内容が出てきました。そこで『この鬱っぽさは後遺症のせいだ』『今は仕方ないから休もう』と自分を納得させて、やっと心が落ち着いてきたんです。それまでは『消えたい』とか、マイナスなことばかり考えていました」
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