キスラー氏が大勢の聴衆向けに「絵の描き方」を教え始めたのは、テレビ出演がきっかけでした。しかし、早くも14歳のころから、絵の描き方を人に教えていたといいます。
テキサス州などでローカルニュースを配信する「Community Impact Newspaper」のインタビューでは、自身の芸術のキャリアを振り返っています。(以下、2016年7月13日の記事より一部を抜粋※編集部訳)
「3Dの描画技法」の美術教育を使命に
少年時代に芽生えた「教えることへの意欲」、テレビ出演で磨かれたトークとパフォーマンス、コミックやSF映画などポップカルチャーへの関心。それらを融合させ、いまにも画面から飛び出してきそうな「3Dの描画技法」を魅力的に伝えることが、キスラー氏のライフワークとなったのです。
2015年以来、100を超えるコミコンでゲストアーティストとしても活躍し、「アメリカのポップアートのアイコン」とも言われる存在に。テレビ番組やイベントを通じて、世界じゅうの子どもたちから寄せられたファンレターやメールは、「3Dの絵」が添えられたものも含め、100万通以上にのぼるそうです。
「3Dの描画技法」は数冊の本にもまとめられ、世界中で翻訳された著作の累計部数は75万部を超えています。
さらに、子ども向けズームレッスンや、YouTubeの無料ライブ配信などを通じて、「3Dで絵の描き方を教える」ことを、いまも精力的に続けています。
キスラー氏が創設した子ども向けオンライン学習プログラム「Draw3D.com」のホームページ(www.draw3d.com)には、「3Dの描画技法」を学ぶ意義が、次のように記されています。
と、公式ホームページ(www.markkistler.com)やインタビューで、子どもたちが「3Dの描画技法」から得られるメリットをくり返し強調しています。
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