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この女性のように陽性者の学会への登壇は、特別なことではない。昔からHIVやエイズの領域では、学会などで患者たちが直接発言する文化がある。
「スウェーデン・ストックホルムで開催された1988年の第4回国際エイズ会議に、患者や市民が参加したことがきっかけとなり、当事者が議論に参加する流れが生まれました。臨床や研究の場だけでなく、学会などへの患者の参加がなければ、現在の状況はありえなかったでしょう」(松下医師)
NPO法人「日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス」の代表理事であり、日本エイズ学会の理事を務める高久陽介さんは、HIV陽性の当事者として活動する1人だ。高久さんは25歳のとき保健所で検査を受け、感染を知った。
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