転職エージェントの食い物にされる人の典型特徴 悪魔も天使も存在すると心得ておく必要がある

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

では、転職を考えている人が“転職ステージ0”で取り組んだほうがいいことは、何でしょうか。それは、自分自身の“本音”を磨き、自分の目的地がわかった状態になることだと私は考えています。

「なんだ、そんなことか」と思ったかもしれません。たしかに「自分の本音を知って、転職してまで得たいものを明らかにする」なんて当たり前のこと。ただ、これが難しいのです。いまの会社の仕事や上司への不満で“本音”が曇っていると、冷静に考えられているようで考えられていません。「今よりましな職場」程度のことしか思いつかないこともままあります。

ネガティブな本音と向き合う

会社で感じているモヤモヤやイライラ、ときには寂しさや悲しさは何なのか。ネガティブなものとして蓋をしていた感情は、本音のうずきとも言えます。これに向き合うことが転職後「も」うまくいく人が無意識にやっている“転職ステージ0”の過ごし方です。

転職活動は同僚に相談もできなので、1人ではうまく“転職ステージ0”を過ごせない場合もあるでしょう。そんなときにも手段はあります。

『「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法』(サンマーク出版)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

キャリアコンサルタントや最近増えているキャリア相談サービスに、お金を払って相談してみることは有効な手段の一つです。もちろん転職エージェントと同じように相性はあります。しかし、こちらは身銭を切っているため、キャリアの専門家を味方につけられます。無料で動いてくれる転職エージェントと違い、自分でお金を払っているので「この人は信用に足る人物か」と厳しく見極める意識も働くでしょう。

転職エージェントをはじめとした転職サービスは、質は上がり量もどんどん増えています。それに連れキャリア相談サービスも増えました。もしも今、身の危険を感じるほどの会社にいて転職をためらっているのなら、退職代行を使って身を守ることだってできます。

会社も、上司も、転職エージェントもぜんぶ“ガチャ”です。そんな“ガチャ”に一喜一憂するばかりでは、出たとこ勝負の運次第の人生にしかなりません。

佐野 創太 「退職学 ®」研究家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

さの そうた / Souta Sano

「退職学®」の研究家/メルマガ「キャリアの休憩室」編集長。

1988年、静岡県浜松市生まれ、神奈川県横浜市育ち。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、2012年に大手総合人材系企業に新卒で入社。

転職エージェントとしてベンチャー企業から大手企業の中途採用と求職者の転職を支援する。シンクタンクに転職するも1カ月で早期退職、無職となる。

新卒で入社した企業に契約社員として出戻る。正社員復帰後、新規事業の責任者として求人プラットフォームを立ち上げ、Webメディアの編集長と採用担当を兼務。

介護離職を機に2017年に退職学Rの研究家として独立。自身が「会社辞めたい」ループに悩んだ経験と、のべ1500名以上のキャリア相談から「退職後も声をかけられる最高の会社の辞め方」を体系化した。

著作には香港版とタイ版、新装版となった『脱会社辞めたいループ』(サンマーク出版)、「ワケあり」でも転職できる「再現性の見つけ方」をテーマにした『ゼロストレス転職99%がやらない「内定の近道」』(PHP研究所)、『転職・退職を考えたら知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)がある。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事