韓国ヒョンデが日本再参入「IONIQ5とNEXO」の全貌 デジタルネイティブ世代に訴え独自地位築けるか

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ヒュンダイ改めヒョンデに名を変えて再挑戦する(左がIONIQ5、右がNEXO、写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)
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ヒョンデ……実に12年ぶりに日本の乗用車市場への再参入を表明した韓国の現代自動車は、このタイミングでブランド名をかつてのヒュンダイから、より韓国語の発音に近いというヒョンデへと改めた。日本法人の社名はヒョンデ・モビリティ・ジャパンになる。心機一転というような思いもあるのだろうし、よりリアルで密な関係性を、日本のユーザーと築いていきたいという思いも、その背景にはあるようだ。

単に再参入するだけでなく、意欲的な戦略も携えている。まず今回は、独自の販売店ネットワークを構築することはせず、販売はオンラインに特化する。また、通常の販売だけでなく、DeNA SOMPO Carlifeとの協業によるサブスクリプションサービス「SOMPOで乗ーる」を活用した商品、そしてAnycaによりユーザーが自車を貸し出すサービスなど、新しい形態の所有や利用についても、積極的に手がけていく。

一方、試乗や購入相談、そして納車後の点検やメンテナンスなどは、今夏に横浜で開業予定の「Hyundai カスタマーエクスペリエンスセンター」においてワンストップで提供していくという。また当然、全国対応のロードサービス体制の構築、提携整備拠点の確保などは行われていくということだ。

導入するのはZEVに限定

無論、いくら販売方法が先進的でも肝心のクルマに魅力がなければ意味がないわけだが、ここでもヒョンデは意欲的な姿勢を見せる。導入するのはZEV(Zero Emission Vehicle)に限定するというのだ。まずラインナップされるのはBEV(バッテリー電気自動車)のIONIQ 5(アイオニック・ファイブ)と、FCEV(燃料電池自動車)のNEXO(ネッソ)の2モデルである。

こうした施策からもわかるように、ヒョンデは顧客ターゲットとしてデジタルネイティブな若い世代を見据えている。スペックやステータスよりも、デザインや体験。さらに言えば、韓国という国に対する距離感、親近感などで考えても、そこを狙っていくのは自然なことだろう。

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