メルコ・クラウンが「着物」を支援する理由

マカオ最大のカジノが日本でのCSRを強化

「ファンタジーと思っていることを現実化しますよ」というメッセージです。もし私が若いデザイナーだったとすれば、そのデザインを評価をされて有名なデザイナーであるコシノ・ジュンコさんの会社のインターンシップに参加できるとしたら、どんなにうれしいことでしょう。これこそが「DARE TO DREAM」だと思います。

MCEは以前から日本を支援してきた

――着物生地を使った作品の数々は、マカオのカジノなどで使用したらどうでしょうか。

可能性はなんでもあります。非常に素敵なことなので、ぜひコシノ・ジュンコさんとも、その話をしたいと思います。

私たちの考えは、こうしたイベントを単発で支援しようというものではありません。継続的に支援を行っていきます。ぜひとも、日本の着物の将来をつくりあげていく道づくりを支えていきたい。

私は、個人的にも着物が大好きです。私が日本に住んでいたときにはいつも着物を着ていました。こんなに美しいものですから、おそらく、誰もが好きなのではないでしょうか。もちろん、この支援は私個人がやっているのではなく会社全体としてやっていることで、私はその責任者としてやっているに過ぎません。私の後にはCEOであるローレンス・ホーがおります。彼は、日本のことが大好きで、これまでに何度も日本に来ております。

――日本でもカジノを含むIR(統合リゾート)が解禁されるかもしれない。そのタイミングをみて、日本でのCSR活動を強化しているようにみえるが。

そうではありません。あまり公表をしていないのですが、東日本大震災があったようなときにも、日本への支援をしております。ぜひ継続的に日本の文化を守り発展させていくこと、若い才能を支援することに協力していきたく考えています。

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