履歴書が不要になる世界へ、「スクー」の挑戦

<動画>ネットでしか学べない英会話とは?

森健志郎(もり・けんしろう)●2011年にスクーを設立し、12年からサービス開始。「先生」となるのは、実際の大学教授もいれば、起業家、ジャーナリスト、タレント、ビジネスパーソンなどさまざま。あらゆるジャンルのオンライン授業を展開している

インターネットを介してオンライン授業を展開するスクー。創業者でCEOの森健志郎氏は1986年生まれ。細身で優しげな顔をした好青年だ。イケメンだが、ともすれば“草食系”に分類されそうな外見をしている。しかし、それは外見だけだ。

「学びに関する課題をすべて取り去りたい。学校というコミュニティを一生ものにし、世の中から卒業をなくしたい。だから、schoolの最後の文字を取って、schoo(スクー)という名前なんです」

事業の話になると、立て板に水で話し続ける森氏。早口で正確に言葉を紡ぐ姿は、外見にはない“獰猛さ”を感じる。

学習のログをみればレベルが分かる

「ネットで学ぶことの最大の利点の一つはログが残ること。自分の出身校や資格だけではなくて、何をどれだけ、どんなレベルで学んだか記録に残る。これは就職者や転職者など応募者のアピールにもなりますが、企業が欲しい人材を探す時の手がかりにもなる。将来的には履歴書がなくなるかもしれません」。

森氏は、近畿大学を卒業し、リクルートに入社。退社後の2012年1月からスクーのサービスを開始した。

起業のきっかけになったのは、自らのオンライン授業の体験だった。マネジメントを学ぼうとパソコンの前に座り、録画された講師の話を聞こうとしたものの、これが恐ろしく退屈だったという。双方向のコミュニケーションもなく、ただ話を聞き続けるだけ。飽き飽きした森氏は最終的には早送りしてしまった。

スクーの生放送の授業ではユーザーと講師によるコミュニケーション、またユーザー同士のコミュニケーションが可能だ。「ニコニコ動画」のようなライブ感を体験しながら、学びを得られるところにこのサービスの強みがある。

これまでに1300回以上の生放送の授業を提供し、会員数は現在(2014年10月)11万人を超えた。

ビジネスパーソンに人気の授業の一つが、英会話。巷には英会話スクールが数多く存在し、参考書もあらゆるタイプのものがある。そんな中で、ネットだからこそ通いたくなる英会話スクールが存在するという。詳しくは、森氏の畳みかけるような力強いプレゼンを動画で見ていただきたい。

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