どんな子でも集中して勉強できる「15分間集中法」 東大理三に3男1女を入れた佐藤ママの声かけ

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また、多くのお母さんから、「うちの子どもは集中力がありません。どうしたらいいでしょうか」と質問を受けます。幼児や小学生は、そもそも長時間集中して勉強はできません。それなのに、「もっと集中しなさい!」と叱るお母さんがいますが、この言葉はNGであり、無駄です。集中力が途切れているときに頑張らせようと思っても、簡単には集中できません。集中していないことを叱るのではなく、集中力が続かない子どものために勉強方法を工夫してあげましょう。

わが家の子どもたちの中で、三男は集中力が続かなかったことがあります。その三男が集中できるようになった方法をご紹介します。

浜学園の先生のアドバイス

三男はのんびりとした性格で、兄たちよりも数の計算が遅かったです。本人は気にしていませんでしたが、私は兄たちよりも集中力がないことが気になって、通っていた中学受験塾・浜学園の先生に相談しました。

すると私の思ったとおりで「授業をしていても、15分しか集中力がもちません。だから、14分経ったら声をかけ、再び集中させるようにしています」とおっしゃいました。その言葉を聞いて不安になっている私に、先生は「15分の勉強を3セットやると45分、4セットで60分になります。15分で区切り、集中し直す練習をさせると、灘中の入試時間に近づきます」と教えてくれました。そのときに、私が子どもの頃に読んだ本に「人間の集中力は15分」と書かれていたことを思い出して、「なるほど」と思ったことを覚えています。

先生からのアドバイスを実行できるように、15分でできそうな内容のものを教科ごとに私が選んでおきました。三男に「15分頑張ろう」と声をかけて、タイマーをセット。15分経ってアラームがピピピと鳴ったら、たとえ全部解き終わっていなくても、テキストをとり上げました。子どもが「あと3秒で終わるのに……」と言っても、無情にとり上げ、「はい。次」と言って、次の教科の問題に移りました。

とり上げられて解くのが途中だった問題はまたやることになるため、三男は次第に集中して真剣に解くようになりました。15分やるとすぐに次の教科に移る「15分間集中勉強法」を2カ月ほど続けていたところ、三男はいつの間にか2時間続けて集中できるようになっていました。集中して勉強できるようになったので、問題を解くスピードも速くなり、宿題も余裕を持って仕上げられるようになりました。

子どもの集中力のなさを心配しているお母さんは、15分で解けそうなものを用意し、「15分頑張ろう」と声をかけて、この勉強方法を試してみてはいかがでしょうか。

佐藤 亮子 「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母

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さとう りょうこ / Ryoko Sato

大分県出身。津田塾大学卒業。大分県内の私立高校で英語教師として勤務。結婚後、夫の勤務先の奈良県に移り、専業主婦に。長男、次男、三男、長女の4人の子どもを育てる。長男、次男、三男は灘中学・高等学校を経て、東京大学理科III類に進学。長女は洛南中学・高等学校を経て、東京大学理科III類に進学。現在、長男、次男、三男は医師として活躍。長女は東大医学部の学生。その育児法、教育法に注目が集まり、全国で講演を行う。『頭のいい子に育てる 3歳までに絶対やるべき幼児教育』(東洋経済新報社)ほか著書多数。

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